いよいよ写真展の紹介も最後の段階に入ります。今回の写真展のコンセプトは、「小中学校の教科書に出でてくる星たち(天体)を少し深堀りした作品」ですので、天文マニア向けのディープな対象は避けました。もっともマニアの評価に値する作品も無いのが現実です。(笑)そんな写真展ですが、「月」の写真は外せません!教科書では月の満ち欠けや金星の満ち欠け等が取り上げられていますので、この写真展でも上弦から下弦にかけて5枚の月を展示します。ただ、満ち欠けだけでは面白くないので、高解像度の写真で、よく見ると月の細部も良く写っているというものを心掛けました。
という事でこれからの最後の月の5作品は、全体像と同じコマから切り出した実寸拡大を紹介します。

まずは全体像です。展示ではA1ポスターサイズで縦が1m近くになります。近づいてよく見ると細かなところまで確認できると思います。
この写真は南が上で、望遠鏡で見たときと同じ感じです。肉眼で見ると上が北ですので上下が逆さまです。

月面南部の部分を切り出しました。左下にジャンサンという大きなクレーターが写っています。月と惑星を比較した写真でも、このジャンサンを基準として他の惑星の「見かけ上」の大きさを比較しました。

少し北側になると、中央右上に左上から右下に白く輝く断崖が見えます。これはアルタイ壁と呼ばれ全長480kmもあるそうです。壁の高さは1000m以上とも言われています。中央下の丸い海の部分は神酒の海と呼ばれています。

さらに欠け際の北を見ると、複雑な地形を見る事ができます。黒く細い髪の毛のような「谷」や、サーチライトのように二本の光った光条等見ていて飽きない部分です。

さらに北を見ると、左下に丸く危機の海が見えます。

最後は月の北の部分です。中央下に2つ並んだ特徴的なクレーターであるアトラス(左)とヘラクレス(右)が見えます。
月面地図と見比べて、クレーター探しをするのも楽しみです。
最近のコメント